妙心寺
                                                                                                                        
                    
                    東福寺
                                                                                                                        重森三玲による作庭。「八相成道(釈迦の生涯で起きた8つの重要な出来事)」を方丈の四方を庭で囲んで表現している。その東西南北の四つの庭園を総称し「八相の庭」という。 【南庭】 蓬莱神仙の世界、九山八海の須弥山を現している。東(左手)に巨石にて四神仙島(仙人が住む4つの島)の、「方丈」、「蓬莱」、「瀛州(えいしゅう)」、「壷梁(こりょう)」を、その周りの波紋は「八海」、西(右手)の築山は「五山(天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)」を表現。この庭だけで八相成道のうちの6つが表現されている。 【西庭】「井田の庭」 八相成道の「井田市松(せいでんいちまつ)」を表現。井田とは、井の字に等分した中国の土地制度に因んだもの。切り石を縁石にした葛石で井の字(大桝形)に組み、正方形に刈り込んだサツキ、白砂により市松模様が作られている。 【東庭】「北斗七星の庭」 八相成道の「北斗七星」を表現した庭。東司(とうす・トイレ)に使われていた柱石を利用して北斗七星を構成し、それを雲文様地割に配し小宇宙空間を表している。後方には天の川を表したという植栽が配置されている。 【北庭】「市松の庭」 苔地に敷石を市松模様に配置した庭。苔の青みと敷石のコントラストが美しい。西から東へ仏法が広がる様を表しているとされ、東へ移るほど市松紋が次第にぼかされている。
                    
                    南禅寺
                                                                                                                        方丈庭園:虎の児渡し 借景
                    
                    黄檗山萬福寺
                                                                                                    
                                        
                    
                    源光庵
                                                                                                    
                                        
                    
                    建仁寺
                                                                                                    
                                        潮音庭:三尊石組・四方正面 建仁寺垣