京都で暮らそう

ページ上部へ

柏屋光貞

「行者餅」(祇園祭)・「法螺貝餅」(節分)で有名な柏屋光貞の、50年ぶりの新作「おゝきに」に注目。

祇園祭限定の「行者餅」のおこりは、文化3年(1806年)夏に疫病が流行った際に、聖護院門跡の山伏として奈良大峰山で修行していた柏屋4代目利兵衛が夢で役行者のお告げを受け、お告げ通りにお菓子を作り、それを食した人々は疫病を逃れたというものです。以後、年に一度祇園祭宵山(よいやま・7月16日)に「行者餅」を作り、販売しています。その後、「役行者山(えんのぎょうじゃやま)」へお供えも行います(7月23日)。
また、2月の節分の日には、これも年に一度、聖護院ゆかりの厄除けのお菓子「法螺貝餅(ほらがいもち)」を作られます。法螺貝餅は、甘く炊いたゴボウを挿した味噌餡を、薄皮で法螺貝のような形に巻いた菓子です。柏屋では200年もの間、由緒のあるお菓子や四季折々の生菓子などを作ってきましたが、2007年秋、ついに50年ぶりの新作「おゝきに」を発表しました。この菓子は、角砂糖のような見た目の寒天菓子。赤・茶・白・緑と色鮮やかで、若い人にも人気があります。

名称 柏屋光貞
市区町村 東山区
住所 〒605-0812
京都市東山区毘沙門町33-2
アクセス 京阪「祇園四条駅」より徒歩8分
TEL 075-561-2263
営業時間 9:00~売切れ次第
定休日 日曜日、祝日(ただし、節分、祇園祭の宵山の場合は営業)
お持ち帰り

こんなテーマで紹介しています!