コラム

「太秦江戸酒場」潜入レポート[2014年11月22日(土)・23日(日)開催]

紅葉が燃え上がる美しい季節の夜。
京都は太秦映画村で、2日間限定の宴「太秦江戸酒場」が開催されました。
これを逃す手はない!ということで、「京都で暮らそう」スタッフが潜入してきましたよ。

>> 開催概要はこちら

「太秦江戸酒場」は、東映太秦映画村を舞台に繰り広げられた夢の世界。
400年の時を越え、江戸文化が現代に出現しました。

京都が誇るアーティストや伝統芸能師、伝統工芸職人たちが町の中に溶け込み来場者を迎えました。2日間で用意されたチケット1,200枚はsold out!
普段は観光客ばかりの映画村も、この日ばかりは地元の大人たちで賑わいました。

三味線の音に釣られて暖簾をくぐるとそこには町娘が。
三味線の奏者は野中智史さん。
 

町中に響く古の音色の主は、京都を代表する工芸職人Go onのメンバーでもある
開化堂の若旦那 八木隆裕さん。
 

かんざしの間に現れた遊女。
 

金剛流能楽師宇高竜成さんによる能の舞台を鑑賞できる贅沢な時間。
 

 

酒の肴を片手に、町娘や芸子さんのお酌で京都のお酒20種を試飲。
 

 

煌びやかな太夫道中に誘われて吉原通りへ。
女性までもが魅せられる妖艶な世界が広がっていました。
 

シューズデザイナー 串野真也さんによるアートな世界も!
 

来場者を不思議な世界に引き込む酒場も登場。
主はMr? Miss? オリーブさん。
 

遊郭の間では、ダンサーMinaさんによる妖艶なパフォーマンスも。
 

 

絵師の間では妖艶な表情の遊女に羽織らせた着物に、だるま商店がライブペイイント。
 

江戸酒場は大盛況で終焉を迎え、夜は更けていきました――

 

世界も認める京都の伝統工芸師やアーティストが集結し、江戸時代の京都が表現された豪華な夜でした。来場者の多くが和装で身を固め、江戸の町の風景に溶け込み、彩りを添えていました。

京都という地で、京都の人たちが作り上げたひと時は、決して他では味わうことのできない、魅力溢れる大人の遊び場でした。次の開催が待たれるところです。

投稿日:2014.12.03

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